A.　団体の形態は「コミュニティ」です。気楽な雰囲気を保ちつつ、マイペースでも着々と前進・発展させております。NPO化しないのは、私たちがより自由に臨機応変にひらめいた企画を素早く実行に移すため、また、多くの義務や書類提出にかける時間と労力を省くためです。

A.　助成金申請をしないのは、自分たちでお金を生み出す力があるという自信があるからです。助成金は、災害の被害を受けた方々など、深刻に助けが必要な方々に大事に使って欲しいと願っております。私たちは、すでに恵まれた地域の環境の中で、さらに良い環境を求めているということになりますので、ハッキリ言って贅沢なことだと思います。多少大変でも、難しくても、自分たちでお金を集め、創り上げていく過程には数々の感動があります。無料のサービスは行政の提供する子育て支援センターさんにお任せし、私たちはそれとは別の、行政では承認を得られないような自由な企画を中心に創ることにチャレンジしたいと思っております。

A.　お金を払えば楽に良いサービスを得られて楽しいけれど、人から与えてもらうばかりでは泣けるほどの感動もありません。そのような感動を知らずに過ごす人生よりも、自分で作った課題にチャレンジし、ゼロから何かを創り上げる中で得られる感動があるということ、そして、世の中を変えられるのは行政だけではないということ、国からしてもらうことを待つだけでなく、自分らでできることはするという姿勢を、次世代を担う子供たちに伝えたいからです。その為には、どんなレクチャーをするよりも、まず自分がそうして生きている姿を見せることが一番だと思っているからです。